2025年12月12日 (金)
前回のプログで骨盤を前に出すと中央脈管にエネルギーを感じると書いたが、もう一つ重要なことがある。それは内部の対話を止め続けることである。内部の対話を止め続けていると、しばらくすると、無意識のうちに深く息が吸い込まれるようになる。そして心臓の奥深くで呼吸が保持されるのを感じる。
ルンは心を運ぶ乗り物で、ルンが粗大な形であらわれたものが呼吸である。普段は心が散乱していろいろなものに執着しているが、二元的な思考を止めることによって、執着から解き放たれて、本来の清浄な状態である空性にもどる。それが無意識の深い呼吸という形であらわれているのだと思う。そして幽体というのは、ルンと心でできた身体である。内部の対話を止め続けて、中心にルンと心が保持されることによって、幽体離脱という現象が起こるのだと思う。
午後、昼寝をした後に瞑想をする。
瞑想法
第一段階（正座）：
正座の姿勢で、背中の後ろに手を回して座る。内部の対話を止め続けて、無意識の深い呼吸が発生して、身体の中心に呼吸が保持されるのを感じる。
第二段階（寝姿勢）：
寝る姿勢に移行する。この姿勢で、腰を反らせ、腹筋を緊張させながら、内部の対話を止め続けることを継続する。
部屋の中で離脱する。幽体が安定しないので、幽体の手で印を組んだりして、安定させようと試みる。玄関に行きドアを開け、また部屋に戻る。照明のスイッチを入り切りする。しばらくして、終了する。
