カタカムナ

　
基本的な用語の意味

【カ　タ】　現象界
【カ　ム】　潜象界 無限に拡がる不可視のチカラ
【カ】　カムから最初に放出された始元量の「カ」カムのチカラの微細な個々的な動きを持つものなのでカムツミともよばれます。

【アマ】アマには、カムから最初に放出された始元量の「カ」（カムツミ）や、そこから変遷して、潜象粒子にまとまった潜象マリ（ココロ）や、現象への潜象過渡の粒子が遍満している。仏教的には「空」に通じるものである。
【アメ】 カムから放出された「カ」が「アマ始元量」として潜態のまま遍満していて、それはアメとよばれている。
【マリ】それは、 この「アメ」（カムツミ）が集合して【粒子になったもの】が、アマの微粒子、とよばれるものである。

【ヒ】カムから放出された「カ」によって、右回り、左回りの回転物が発生する。これが、ヒの発生である。

【フ】　あらゆる現象には、【波動性】と【粒子性】という正反する性質が、一つのモノに同時に伴うという性質があります。波動性とは、分かれ拡がる性質のことで、【イザナミ】と呼ばれている。結球性とは、球状にまとまろうとする性質で、【イザナギ】と呼ばれている。 「サヌキ」「アワ」も、この性質が引き継がれたものである。
【サヌキ】右回り　粒子性　縮小
【アワ】　左回り　波動性　拡大　
【フト】「フト」の意味は、サヌキ：右マワリの旋転とアワ：左マワリの旋転のフタツのチカラが出合い、対向の場ができて重合すること。「フト」が起こる時には、必ず潜象のカムの「カ」がアマハヤミで発生する。それは、同時に存在しているといったほうがいいかもしれない。フトは、「カ」によってもたらされるといえる。すなわち、「カ」の発生なしには、「フト」は起こらないし、したがって新しい生命の発生は起こらない。逆に「フト」の場があってこそ、「カ」が発生して新しい力が賦与される。

【カラミ】　アワとサヌキの二つの渦の力の重合によって、潜象から「カ」が発生して、そのチカラが凝集して、「カラミ」という三つ目の潜象マリが生み出される。
【ミツゴ】　左廻りの「アワ」と、右廻りの「サヌキ」と、カムのチカラの「カラミ」の力素量のマリがヒトツにまとまった最小単位。


【アマナ】アマナの実質は、イカツミ・マクミの重合（フト）が繰り返され、ミツゴのマリ（粒子）になることで、カムのチカラが刻々とミツゴの背後の潜象核にウツされて、その夥しい量の「カ」（カムツミ）がそのまま凝集して濃密になったものである。個々の現象物質の内にあって、カムのチカラを受け渡しする核的存在を「アマナ」とよぶ。そして、人間の生命力のヌシ（不可視の支配者）は「アマナ」であり、「アマナ」を通して働くカムである。人間の個体内の「アマナ」には、「内なる根源」としての「アマナ」と、原子核の「アマナとの、二つのレベルがある。
【ナ】　ナとは、何回も繰り返す思念で、繰り返すうちにチカラが濃縮されて支配力を持つヌシ（核）のこと。

【ヨ】　【ミ】にトキ・トコロの素量が付加される。まだ人間の観察がない状態では、それは、「ヒ」「フ」「ミ」の量子世界にとどまっていた。ところが、人間の観察という行為によって、それらの量子に波動共鳴の法則で影響を与えて、「トキ」「トコロ」を確定し、「形」をとる作用を及ぼすのかもしれない。

【イ】意





【第1首】　カタカムナ　ヒビキ（響き）　マ（間）ノ　スベ（術）シ　アシアトウアン(蘆屋道満) 　ウツシ(写し）マツル 　カタカムナ　ウタヒ（歌）
【カタカムナ】型のある神の名、すなわち、言霊
【蘆屋道満】平安時代の陰陽師で、安倍清明のライバルとされている人物

言霊の振動（ヒビキ）は、神とひとの間（マ）の術（スベ）を示している　 蘆屋道満は言霊の歌を、神のお告げから写し取ります。
【第2首】　ヤタノカカミ(八咫鏡)　カタカムナ カミ(神）
【八咫鏡】日本神話における三種の神器の一つである。 カタカムナの文字の中心にあるマークと類似してる。
【カミ】カ（潜象のチカラ）のミ（ミツゴ　まとまり）

八咫鏡（光明）は言霊の力が集まったもの（カミ）である。
【第3首】　フトタマ(太珠)ノ　ミ(身）ミコト(御言)　フトマニ(太占)ニ
【太占】　太占は太古の占いで、骨を焼いて、その割れ目の形で吉凶を占った。

人（太珠）の身そのものが 神のことば（御言）であり神の受信装置（太占）である。
【第4首】　イ(意）ハトハ（永遠）ニ　カミ（神）ナリテ　カタカムナ　ヨソヤコト（四十八言）　ホグシウタ
【四十八言】カタカムナは、ヰ（イ）と ヱ（エ）を加えた48音で構成されている。


意は常に神に向けた、言霊の働きを、４８の言葉で、解説した（ホグシ）歌です。
【第5首】　ヒフミヨイ　マワリテメクル　ムナヤコト　アウノスヘシレ　カタチサキ
【ヨ】　四相（曼荼羅）、トキ、トコロ
万物の根元（ヒ）からカムナとアムナが生まれ（フ）、心が生まれ（ミ）、トキ、トコロ（ヨ）ができ、意（イ）ができる。そして回り巡って（マワリテメクル）＜渦が反転して＞、それが六方環境から（ム）何回も（ナ）極限まで（ヤ）繰り返し（コ）重合する（ト）。（神と）会う（アウノ）術（スベ）を知れ（シレ）。形先（カタチサキ）＜言霊の型を先にして＞。
【第6首】　ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ　
（第5首の続き）空間に（ソラニ）諸々を（モロ）消せ（ケセ）。結えぬひもを（ユヱヌオヲ）＜無常なもの対する執着を＞。生命の繁栄する（ハエツ）根元の（ヰ）根本（ネホン）へ、言霊によって
【第7首】　マカタマノ　アマノミナカヌシ　タカミムスヒ　カムミムスヒ　ミスマルのタマ　
＜造化3神＞
【天之御中主神】　アマナ、ティクレ。天地の中心に最初に生まれた神。
【高御産巣日神】　タカミ（現象の心）、水、右に螺旋して舞い上る。
【神産巣日神】　カムミ（潜象の心）、火、左に螺旋して舞い下る。
【御統の珠】　五色の玉。虹の身体。
勾玉（陰陽太極図）の中心でのタカミ（陰・ルン・霊魂）とカムミ（陽・空・直霊）をむすぶ(ムスヒ）ことにより、虹色の身体を得る。
【第8首】　ウマシ（上手く）タカ　カム　アシカヒ（葦黴）ヒコ　トコロ　チマタノ　トキオカシ　
上手くタカとカムが融合すると、その効果が、アシカビが繁殖するように、 所はちまたに広がり、時が過ぎると興味深い（オカシ）結果が現れる
【第9首】　アメノトコタチ（天之常立神）　クニトコタチ（国之常立神）　アメクニ　カ 　ソコ（底）ソギ（禊）タチ（断ち）　カタカムナ　マノ　トキトコロ　トコタチ（常立）　
【天之常立神】　天上界を支えるように生まれた神。
【国之常立神】　地上のもとをなす根源神。
【常立】常に成長する


アメが常に常に立ち上がり、現象界が常に常に立ち上がる アメクニのチカラを得るには 低く（底）穢れた心を禊して断ち切り、カタカムナを唱えなさい。 そうすれば（アマとクニの）間の時と所が常に立ち上がります。
【第10首】　メグルマノ　ミナカヌシ　タカミムスビ　カムミムスヒ　オノコロシマ　カムナホグ　アメツチネハシマリ　
巡るマ（潜象過度粒子）が変遷して（ノ）、天地の中心（天之御中主神）で右螺旋（高御産巣日神）と左螺旋（神産巣日神）が結ぶことによりオノコロ島（神々がつくり出した最初の島）ができた。カムナ（潜象核）からホグれたものである。天土の根本(ネ）の始まりである。
【11首】　イ（意）ハ　フトヤネ（太矢の根）　イキ（息）ツチノワ（土の輪）　カタカムナ　アマノヒトタマ　カミ　サキサトリ　ニナタマノ　ワケツ（分けつ）ミ　イキ（息）　コト（事）マリノ　ワケ（理由）ヨミ（読み）
【根】根、神（真理）とのつながり
【息】プラーナ

意は 太矢の根で、息は、そのエネルギー（根に対応する土の環）であるのが言霊である。 天（アマ）の１つの霊である神が先に悟り、その分霊に分散される。言霊で事が始まる理由を歌っている。
【第12首】　シヒ（思惟）ハタ（旗）　シヒ（思惟）フミ（踏み）　カムミ（神身）　アキタマ（空き球）トアウ（会う）　カムミ　カタカムナノ　ミソデホト　アオココロ（青心）　アカク（赤く）スベ（術）　アカミコト（赤命）　ハナ（華）ク　スベ　　コト（言）ミチ（道）　トヨ（豊）ク　スベ（術）　ミチ（道）ウタ（歌）シメシ
【アキタマ】空の心、執着に縛られていない心
【ミ（心）ソ（それて）デ（出れば）ホ（親和して）ト（重合する）】　それた心を、正反の渦の重合にもどす働き。


思惟は旗がなびくのと同じで、風に流されて土台がない。思惟を踏み倒しなさい。潜象は空である人に会う。潜象の力と言霊によって、心を元にもどす働き（ミソデホト）がある。未熟な心（青い心）を実らす（赤）術、実った心（赤命）をさらに華やかにする術、言霊の道、豊かにする術、　その道を歌で示す。
【第13首】　スヒチニ （遂地に）ス　ツヌクヒ（続く日）　イモイククヒ（意も育く日） オホトノヂ（大人の知） イモ　オホトノベ（大人述べ） オモダル（面怠） イモ　アヤカシコネ（綾　賢　根） イサナミ イサナギ トヨ カ（豊か）ブ（部） シ（示す）ヌ（潜象）　ウキフヌ（浮き船）　マカ ハコ クニ（真箱国）
＜神世七代の神＞
【須比智迩神】　砂の神格化。
【活杙神】　砂の中に表れた「杭」。
【意富斗能地神】　男性。
【大斗乃辨神】　女性。
【淤母陀流神】　かっこいい、　オモタル：質量
【阿夜訶志古泥神】　すばらしい、　カ（力）シ（示す）コ（繰り返し）ネ（根）：核
【伊邪那岐神】　イザナギ：粒子性、右回り
【伊邪那美神】　イザナミ： 波動性、左回り
【オホトノヂ（大人の知）】正しい知
【オホトノベ（大人述べ）】正しく述べる
【真箱国】真の現象世界の姿


達成する場所へ続く日は、意も育つ日である 正しき知で、意も、正しい宣言となる 疲れた意も、美しい賢さの根である 粒子性の回転と波動性の回転を合わせると　 豊かな隠れた力が現れ、浮舟となり、真の現象世界の姿となるだろう
【第14首】　オホコトオシヲ　イハツチヒコ　イハスヒメ　オホトヒワケ　アメノフキヲ　オホヤヒコ　カサケツワケノオシヲ　オホワタツミ　ハヤアキツヒコ　イモハヤアキツヒメ
＜イザナギとイザナミが生んだ神々＞
【大事忍男神】　イザナギとイザナミが初めて生んだ神。
【石土毘古神】　家を建てるのに必要な「石・土」を神格化した神。
【石巣比売神】　砂の神格化。
【大戸日別神】　戸や出入り口を神格化したもの。
【天之吹男神】　「屋根」を神格化したもの。
【大屋毘古神】　家屋の神。
【風木津別之忍男神】　「防風林」の神。
【オホ（周りの六方の環境と親和して）ワ（個体）の中で、それぞれのタ（独立した）ツ（個々の）ミ（構成員）として生きているもの】　細胞
【ハ（正反が）ヤ（極限まで進んだ）アキツ（現象物）ヒコ（根源が繰り返し凝集したもの：サヌキ性）】　　細胞核
【ハ（正反が）ヤ（極限まで進んだ）アキツ（現象物）ヒメ（根源の芽、秘めたもの：アワ性）】　　細胞のＤＮＡ
＜家にまつわる六神が列挙されている。＞
【第15首】　アワナギ　アワナミ　ツラナギナミ　アヤミクマリ　クニノミクマリ　アメノクヒサモチ　クニノクヒサモチ　シナツヒコ　ククノチ　オホヤマツミ　ヌツチカヤヌヒメ
【ミ（２つの渦が重なった）ク（自由な）マリ（球）】　ナギとナミが重なってできた球
【オホ（六方環境と親和した）ヤマ（山のような）ツ（個々の）ミ（実体）】　細胞組織
【カ（力）ヤ（極限の）ヌ（潜象の力）ヒメ（秘めている）】　細胞の能力（栄養素の吸収など）

＜速秋津比古神（はやあきつひこのかみ）と速秋津比売神（はやあきつひめのかみ）が生んだ神々＞
沫那藝神（あはなぎのかみ）
沫那美神（あはなみのかみ）
頬那藝神（つらなぎのかみ）
頬那美神（つらなみのかみ）
天之水分神（あめのみくまりのかみ）
国之水分神（くにのみくまりのかみ）
天之久比奢母智神（あめのくひざもちのかみ）
国之久比奢母智神（くにのくひざもちのかみ）
志那都比古神（しなつひこのかみ）
久久能智神（くくのちのかみ）
大山津見神（おほやまつみのかみ）
鹿屋野比売神（かやのひめのかみ）
【第16首】　アメノサツチ　クニノサツチ　アメノサギリ　クニノサギリ　アメノクラト　クニノクラト　オホトマトヒコ　オホトマトヒメ　トリノイハクスフネ　オホケツヒメ
＜大山津見神（オオヤマヅミノカミ）の子供たち＞
天之狭土神（アメノサヅチノカミ）
国之狭土神（クニノサヅチノカミ）
天之狭霧神（アメノサギリノカミ）
国之狭霧神（クニノサギリノカミ）
天之闇戸神（アメノクラトノカミ）
国之闇戸神（クニノクラトノカミ）
大戸惑子神（オオトマトヒコノカミ）
大戸惑女神（オオトマトヒメノカミ）

＜次に次に生める神の名は＞
鳥之石楠船神（トリノイハクスフネノカミ）
大宣都比売の神（オホゲツヒメ）
【第17首】　カムナガラ トヨヒカミ（遠い神）　アマウツシ（天写し） ヤホ（八百）トヨノ（遠い神） ユツ（言う）　 イキ（息）　フタ　ネ（根）　フタ　ハシ（橋）　ウキフツミ（浮き船摘み）　 タカマカ カヅ（高天原 数々）　ムスヒヌシ（結び主）　カタカムナ マカハコクニ （真の箱国）ノ　ヒトツ（人） カタ（型）ツミ（積み）
【カムナガラ】　神の心のままに（枕詞）
【浮舟摘み】　岩場の貝獲り船　心と身体の穢れを摘みとることの例え


神の心のままに 人は遠い神の写しである 八百万の神は言う 息　次に　根　次に　（天との）橋　すわち　禊が必要である 高天原 数々の神々と繋がる方法は、言霊である。 真の現象世界の人の型を積み重ねるのです
【第18首】 カムアシキ（神の足のような）ネ（根）　アマ（天）タマノ（頭）　ムカヒ　アマアメ（天雨） 　オホトノヂ　オホトノベ　アマクニムカヒ（アマと現象世界が向かい）　トコタチ（常立）
神の足のような根　、アマに頭を向け（光を浴び）、恵みの雨がある状態 正しい知で、正しく宣言して　 アマと現象世界が向かいあい 常に成長する状態である
【第19首】 マ（間）カカ　オホチ（大知）カム　イツ（溢 ）ノ　タテ（立て）　カム　アマナ　ア　モリ（盛り）　ムカヒ（向かい）　アメノ　ウツメ（渦目）
間のカの力、全能の知であるカムは溢れて起こる カムとアムナは盛んに向かい合う時に アメの渦の目で
【第20首】　アマノカカミ（天の鏡）　アメノヨワロツ（天の世を表す）　トキトコロ　トコタチ アメクニノ　ヤホソトナミ　カタカムナ　カタチサキ アワセ マクハ　ヒ
天の鏡　天の世を表す。　時・所が常に立ち上がり、 アマと現象世界に、多くの外波 言霊の型が先である　合わせて蒔くはひびき（ヒ）である
【第21首】　イ（意）マトハ　ヒト（人）ワ　ミコ（巫女） ニホ（匂） ヤホ（八百）アマツクニ（天津国）　コトミチ（言・道）　カタカムナ（言霊） ナミ （波）マリ（鞠） メグル　オホ　トコロ　 イ（意）モ　マク（蒔く）カラミヌ　フトヤマ（太山）ト
意まとわい、人は　巫女のようにオーラを発する、 神々の国の言葉の道である言霊、 波動と粒子が巡り、調和しているところに 意も撒くと絡み、太い山となる
【第23首】　アマタカマカハラ　アワチノホノサワケ　アメクニクラト　オキミツゴシマ
【アマタカマカハラ】　天高原（天上界、古事記で天津神が住んでいるとされる場所）の語源。
【アワ】　潜象の渦の力、左回りの力。
＜イザナギとイザナミが生んだ島＞
【淡道之穂之狭別】　アワチノホノサワケ　（淡路島）
【隠岐三子嶋】　オキミツゴシマ　（隠岐の島と知夫里島、西の島、中の島）
【第25首】　オホトマト　オホケツヒメ　イワクストリフネ　ミツゴナミ　ヒノカカヒコ
＜イザナギとイザナミが生んだ神＞
【鳥之石楠船神】　トリノイワクスフネ
【火之炫毘古】　ヒノカガヒコ
【第26首】 　タク（託）リ　カナヤマ（金山）　ウ（雨）ツメ（積め）ク（句）ソ（詛） アメ（雨）ノハ（葉）ニヤス（休）　ミツハノメ（三つ葉の芽） オキツ（起きつ）　フトマリ（太鞠）
（カタカムナは）神託の金山である　たとえ雨の日でも句を読みつづけなさい。雨で葉が休んでいるように見えても、内部では三つ葉の芽が起きて大輪の花を咲かせるでしょう
【第27首】 イハ（意は）クスユ（薬湯）マリ（鞠） アマナ　クニヌシ（国主）ワレムスビ（我結び） イ（意）ホ　クニツ マリ（国津鞠）　ヤヘモコロ（八重裳衣）
意は薬湯の鞠である。アマナと現象界の主である我を結ぶと、意を鞠の八重裳衣のようにまとわせる。
【第28首】 イキ（息）ノヒト（人）　ツネ（常）　イクク（育く）ヒノツチ（肥の土）　カグナツチ（神名土） イハ サク（意は咲く） ネサク（根咲く）　イハ（意は）ツツヌヲ（筒の尾）
息（プラーナ）の人は常に育てる。 肥の土（エネルギー）である神の土で意は咲き、根（真理とのつながり）が咲く。意は筒（根）の先まで伸びるだろう。
【第29首】 ミ（心） カヒシキ（返しき） シマ（島）　ハヤヒ（早日）　タケフツ（竹富） カタカムナ　オホワクムスビ（枠結び） ヤタシマ（大きい島）
心を（自分に）返すと島はすぐに豊かになる 言霊によって神と結び、大きい島となる
【第31首】　カタカムナ（言霊）　オホトノヂ（大人知） カムミ　ムスビ 　イモ（意も）　オホトノベ（大人述べ） マクミ（巻く実） ワク（ 枠）タマ （御霊） イモ（意も）　カラミ（絡み） マクミ（巻く実）　トノヘシ（唱えし）　 カタカムナ（言霊）　 サカキ（盛き）メグリノ（巡り）　カム 　ヤタマリ（八咫の鞠） オモタルヌシ（面怠主）　シヅマリヌ　クニヌシ（国主）
【八咫】大きい

言霊は全知である潜象と結ばれると、意も正しい宣言となる。心を巻き（集めて）、御霊と結び、意も、絡ませて（集中して）心を巻き（心を集めて） 唱えよ言霊　盛んに巡りあえ潜象と 大きい鞠となり 疲れた顔の主も、静まらない（常に活動する）主となる。
【第39首】　カムナガラ ヒノカガヒコ（日の輝彦）　ヒノカグツチ（日の輝ぐ土）　 イヤ（弥）ミソギ（禊） 　ムス（結）…　カタカムナ カナヤマヒコ（金山彦）　カナヤマヒメ（金山姫） イヤ（弥）ミソギ（禊）　ハニヤス（葉に休）　 ヒコ ヒメ（彦姫） ミツハ（三つ葉）　 ワクムス（枠結）　イヤ　ミソギ（禊）
【枠結び】神と結ぶこと

神の御心のままに。日が輝いていて成長していて。日が輝いてエネルギー（土）にあふれている時。ますます禊をして、神と結び、カタカムナを唱える。ますます豊かになり、力を秘める。禊をして、汚れを避ける（葉に休む→雨を避ける）。三つ葉を成長させるように、枠結びと禊に励みなさい。
【第40首】 カムナガラ トヨウケヒメ（豊受姫）ヌ（成）　イカツチ（雷）ヒビキ（響き）マノネ（間の願）カタカムナ イハサク（ 意は咲く）　ネサク（根咲く）　イハツツヲ（意は筒を）　マリツラネ（鞠連ね） ミカヒ（三日） ハヤビヌ（早日成）　タケ（竹）イカツチ（雷）　タケ（竹）フツ（富）ノ　ムスビ（結び）


神の御心のままに。 豊かになる。雷のような響きで、一瞬で願いが叶う。言霊によって。 意が咲き、（神との間の）根が咲き、意は筒のなかを鞠のように連なっていく。 三日でその想いが成就するだろう。竹が雷のように早く、成長するように、一瞬で想いは叶えられる。
【第43首】 カムナガラ ミハ（身は）カシ（河岸）ナ カタ（型）カケメグル　オホカム（大神）ツミ（摘） ヨ（読）モツ　チシキ（知識）ノ　イフ（言う）ヤサカ（弥栄） カム（神）マトマリノ　ツキタテ（月経て）フナト（船渡） ミチナガチ（道長き）バ（場）タケ ナミ （丈波）ハメ（羽目） ソラ（空） ワケ（理由）イフ（言う）　ヤサカ（弥栄）


神の御心のままに。 身は河岸のように、（神との）交流の場である。 カタカムナの型を行えば、神とつながることができる。 （カタカムナを）読んで知識が増えるだけでなく、言霊として言うとますます効果がある。 神とまとまって、長い月が経つ船旅に出れば（継続してカタカムナを唱えれば）長い人生で丈の高さの波に会い、困難な状況になっても、天がその解決法を教えてくれて、ますます栄えるだろう。
【第46首】 カムナガラ…… クニ　カツギ　フトマニノ　 アヤ（綾）カムナ　ホビ　オホ（大） カムナホビ イツノメ（溢の目）ニ　オホトヂ（大人知）ムスビ イツノメ（溢の目ノ　ソコ（底）ツ ワタツミ（綿摘み） ソコツツ（底筒）ヲ イシ（意志）マトマリメ　ナカツツ（中筒）ヲ
神の御心のままに・・ 現象界を担ぐ　太占（直観）は　 美しく潜象を帯び、大きく潜象を帯ぶ。 溢れた目に、全知を結ぶ。 溢れた目の、底の綿を摘む。 底筒に、意志をまとまり入れて、中筒から
【第48首】 アマツカミ（天津神）　カムナ（神名）マニマニ（万々）　ウタサトシ（歌諭）ヤクサ（薬草)　スヘ（術） ヒト（人）ココロ （心）ワク（涌く）　ミト（水戸）
天津神の神の名はいろいろあるが、その名の意味をさとることである。そうすると、薬草の術（健康になる術）が人の心にどんどん湧いてくる。河口のように。
【第50首】 カムツミ（摘み）　ツキタツ（月経つ）フナト（船渡）　イキココロ　 アハキタカタマ（泡気高霊）　ミチ（道）ノナカチ（中途）ハ
カムを摘み、月が経つ船旅で、 息心は泡の気が高く上がる霊となる。 道の途中でも
【第53首】 イキココロ　アマナヘサカル（盛る）　モモヒクニ（百日国） ヘツナギサヒコ（別渚彦）　ヘツカヒヘラ（別遣い箆）
息と心はアマナ（に集めて）繁栄する。現象界(と天と)の案内人となり、橋渡しとなる。
【第55首】 イキココロ　ナカツミ（中つ実）　シロイ（白い）　ツヲノメ（強の芽） シキケカク（色気欠く）ツチ（土）　イヤシロノ　ツチ（土）
【イヤシロノ】 汚れていない

息心　中の実は白い（汚れない）強い芽となる 色に染まっていない、汚れなていない土（プラーナ）で
【第56首】　オホナホ　ビメ（秘め）　イキ（息）ココロ（心）　カムミ（神身)　イヤ（弥）マヒ（舞い）　カムミソギ（神禊）　ウルハシ（麗わし）ココロ（心）
【オホナホ】 オ（六方環境から）ホ（親和して）ナ（何度も）ホ（親和して）

六方環境から何度も親和して、力を秘める。息（プラーナ）と心。 そうすると、潜象が舞い上がり、禊をして麗しい心になる。
【第60首】 カムナ（潜象）マニマニ（万々） トヨウケヒメ（豊受け姫）　ワクムスビ（枠結び）　カミワケノミチ（神分けの道）　アメ　ヨロツ（万）
潜象を多く、豊かに受け、秘めて、神と結ぶ。神（と人を）を分ける道は、アメが多いことである。
【第69首】　カムナガラ カエシ（返し）ナギ（凪）　トキ トコロ　（時所）　タカユラ（高揺） イヤ（弥） アマウツシ（天写し）　オホ（大）アマウツシ（天写し） カムナガラ　　　 カムナ（神名）ホビ（帯）　イキ（息）アマツ　トメ（留め）　 ハヤウツシ（早写し）　ワタツミ（渡つ実）　ハヤヨミツ（早読みつ）　カム アマ（神甘）
【アマウツシ】 アマ（根源）から（力を）写す

神除く御心のままに。 凪が返り、波が高く揺れる（逆鏡）の時や所では、ますます根源から力を写す。マントラを唱え、息（プラーナ）を根源（アマ）にためる。 早く写す（結実させる）。渡された実を。早く飲み込め。甘露を。
【第70首】　 アナ（穴）ウツシ（移し）　ワタツミ（渡された実） アナ（穴）ユツ（輸つ）　チハウツシ（地は写し）　ワタツミ（渡された実）チハヨミツ（地は読みつ） カムアマミチ（神甘満ち）　ハヒ （早日）ウツシ（写し）ワタカエシ（渡返し）ミチ（道）　チハ（地は）　ハマトヨ（浜豊） チハ（地は） ウツシカエシ（写し返し）　 カムナガラ　チハヨミツ（地は読みつ）
虚空から移される渡された実、 地は写す、渡された実を、 地は読み取る、甘露が満ちたら、すぐに写す。 渡された（実を）返す道、 地は豊かになる。 地は写し返して、 神の御心のままに 地は読む。
【第75首】　 ナギ(凪）ウム（生む）　(カムナガラ) イホ（意ほ）　ハラハメ（腹嵌）　 ヤホ（八百）　ウツシク（写し句）　マリ（鞠）　ワクムスビ（枠結） トヨウケヒメ（豊受け姫）　（カムナガラ） オキ（沖） ホトムツ（帆と結）　ナギサキ トコ（凪先所） カムミマリ（神味鞠）　アメノヤタカミ（天の八咫鏡）　アメノシマ（天の島）
（波がなく）穏やかになる　（神の御心のままに） 想いを腹にため 何百回も言霊を唱え、鞠（アマナ）を神と結ぶ 豊かになる　　（神の御心のままに） 沖で帆を結び、凪の先の向かうところは 神の鞠（ミスマルの球）　八咫鏡のように光輝く　天の島
【第79首】　 オホワタマリ（大綿鞠）イムナ（意味名）　 カムナガラ カムアマ（神天）　ヒトタマ（人球）　カムマリハ（神鞠）　ヒタマ（火球）　 ハヒ（早日）　オキ（沖）ナサキ（先）　ミチ（道）　カムミチ（神道） カムナガラ　 マノスベ（間の術）オキ（沖）アマツ（天津）イマウミ（今生み）ヒトウツシ（人写し）
ミスマルの球の意味とは （神の御心のままに） アマと人が混じりあった時、神の鞠は人の球のように輝く 直ぐに、道の先には、神の道が待っている （神の御心のままに） （神と人との）間の術を、多く 遠い天から今生まれた（神託）として、（アシアトウアンが）写します。
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