2021年4月 3日 (土)
ナワリズムによると、「幼児期の人間をエネルギー的に見ると上から下まで意識の光る上着で覆われているが、人間が成人に達するころには、その意識の光る上着は足指の上の細いへりしか残っていない。その細いへりとは内省の中心であり、人間はそこに囚われている。」とされていて「内部の対話を止めること」により意識の光る上着を上まで上げる事ができるとしている。チベット密教でも意識の本質（ティクレ）は空性であり、ルンを中央脈管に入れて心臓の位置にあるティクレに入れるには空の心を悟るのが必要であるとしている。
昼寝をした後にヒップリフト瞑想法により全身全霊で腰腹圧迫集中を何度も繰り返す。これにより中央脈管にルンが入るのを感じる。そして足を伸ばして完全に仰向けの姿勢になり
「内部の対話を止め続ける」のを意図して瞑想を続ける。ルンが中央脈管を上昇するのを感じる。間もなくして寝姿勢のまま体が浮き上がる。それで体を回転させてうつ伏せになり、幽体で宙に浮いたままあぐらの姿勢になる。部屋の中は昼なのに薄暗い。そのまま幽体であぐらの姿勢で宙に浮きながら無念夢想の瞑想を続ける。そこそこの間瞑想した後に、あきてきたので智印（チベット密教でいう観想上の女の人）を想像する瞑想法に切り替える。しばらくして肉体に戻されて終了する。
