2016年1月24日 (日)
幽体で目を使う
カスタネダの夢見の技法には、「エネルギー体がみずから動くことのできる瞬間、呪術師は集合点が最適な位置に移動したと考える。次の段階はそれに忍び寄ることだ。 すなわちエネルギー体を完璧なものにするために集合点をその位置に固定するのだ。その手順は単純そのものだ。それに忍び寄るということを意図すればいい」という記述がある。ナワリズムにおいて、夢見は意識の集合点の位置であり、夢見をしたら、まずしなければいけないことは夢見の位置に集合点を固定させることである。そしてその為には意図すればいいとある。集合点の固定を意図する方法として、ナワリズムでは目を使う（目の焦点を第２の注意力｛腹｝に合わせる）方法がある。そこで幽体離脱をしたら目を使ってみることにした。
夜、椅子に座って、目を使って瞑想をする。第２の注意力の位置から目の焦点をそらさないように、できるだけ長い間継続するように心がけて瞑想する。30分～１時間くらいして寝姿勢になって継続して瞑想する。夢から離脱。うす暗い部屋の中で宙に浮きながら瞑想する。幽体の目で腹の位置に焦点を合わせて、幽体を安定させようとする。しばらく瞑想したが、不安定感がまだあるので、部屋の外に出て、他の部屋をのぞいてみる。階段を降りて１階に下りたところで終了する。
2016年1月15日 (金)
眠りに落ちながら、目を使う
ナワリズムでは「夢を見ている間に、集合点はゆるやかに移動しつづけている。眠っているときは、集合点の移動は人間の帯のどちらかの端に沿って起こる。そうした移動は、つねに眠りと対をなしている。訓練によって引き起こされた移動は、帯の中央部に沿って起こり、眠りと対をなすことはない」とされている。つまり幽体離脱とは、意識の集合点の移動であり、適切な夢見の位置に集合点を移動させて、そこに固定させる技である。そこで、普通の眠りでも集合点は移動するので、それを利用して眠りに落ちる瞬間に、目を使って夢見の位置への集合点の固定を意図することにした。
夜、眠りにつく時に眠りに落ちながら、目の焦点を第2の集合点の位置（腹）に合わせながら、夢見の位置への集合点の固定を意図する。そして間もなくすると足が上がり、離脱する。廊下に出て、暗い廊下を真っ直ぐ進む。そしてエレベーターの中に入る。幽体が不安定になり、意志と声に出しながら、幽体を安定させようとしたが、しばらくして終了する。