2017年3月26日 (日)
1呼吸1呼吸丹念に瞑想する
112の瞑想法の１つに「入息と出息が融け合うその瞬間、そのエネルギーなき中心、エネルギーに満ちた中心に触れよ」というのがある。
また仙道の煉丹修養法においても、呼吸は「神（精神）を以て火となし、キ（精）を以て薬物となし、呼吸を以て風となし、丹田を以て瀘にたとへる」とあるように、呼吸は丹を練るのに重要な要素である。
そこで瞑想においても、1呼吸1呼吸丹念に瞑想することに重点を置くことにした。
昼、肥田式強健術をする。まず吐く時は息を加速度的に吐き、息を全て吐き出す。次に、目の焦点を中心（丹田）にできるだけ長く合わせ、神（精神）とキ（精）を練る。肥田先生の言を借りれば「精神の中心と肉体の中心を一致させる」。次に腰を反り胸を開いて、思いっきり吸う。このサイクルを１呼吸１呼吸丹念に瞑想する。そして40分くらいして寝姿勢になり、聖十字架操練法をしながら瞑想を続ける。
間もなく、部分的に足が上がり、離脱の兆候が出る。なんとかして幽体で立ち上がり、部屋から出て、出入り口まで行く。そこで幽体が不安定になったので、幽体で肥田式強健術を何回かするも、戻されて終了する。