2023年4月 3日 (月)
チベット密教の究竟次第（５次第）である定寂身、定寂語、定寂心はそれぞれ中央脈管にルンを入れる、ルンをとどめる、ルンを心臓のチャクラにしみこませるということである。定寂身では秘所に滴を観想するなどの方法によって中央脈管にルンを入れる。定寂語ではマントラと呼吸は結びついてるので、マントラを唱え続けることによってルンを中央脈管にとどめる。そして定寂心だが、内部の対話を止め続けることにより空性に習熟してルンを心臓のチャクラにしみ込ませることができる。そして幻身、光明へと進むことができる。順番が必要だということである。
昼に秘所に滴を観想しながらマントラ（南無阿弥陀仏）を唱え続けて瞑想する。最初はサーフチェアに座り、それから寝姿勢になって瞑想を続ける。充分に中央脈管にルンを感じたので、内部の対話を止め続ける瞑想に切り替える。それから、しばらくすると中央脈管にルンがしみこむ感覚が持続する。その後、足が浮き上がり、足を９０度上げて、頭を布団から浮かして、回転して宙に浮き離脱する。間もなくして終了する。
2023年4月14日 (金)
倶生歓喜
昔若かった時に、職場で気になってた女性が近くに近づいていた時に、神秘体験が起こった事がある。丹田の中心から、自分の理性を超えた智慧が生じて、それが中央脈管を上昇して頭頂に上り、強烈な歓喜が起こり主観と客観の区別がしばらくの間、なくなった体験である。相手もその時、半狂乱でパソコンを叩いていた。母タントラではこれを倶生歓喜といい、応輪のチャクラに火をともすと、大楽輪から甘露（アムリタ）が分泌され、したたり落ち応輪に安住して、最終的には無分別の倶生智が体験されるとしている。
昼寝した後にサーフチエアに座りながら瞑想する。肛門をしめて、秘所の滴に集中持続して、過去の神秘体験を想起しながら、歓喜状態を持続させて瞑想する。中央脈管にルンと滴を感じる。その後、寝姿勢になって、同じように瞑想を続ける。夢から足が浮き上がり、体全体が浮いて離脱を確認する。幽体を安定させて、幽体を光明化しようと試みるが、間もなくして終了する。
